はじめに:予算から目を背けていませんか?
「予算を立てるのってなんだか面倒…」
「正直、いくらなら払えるのか考えるのが怖い…」
家づくりを進めている多くの方がこんな気持ちを抱えるものです。
でも、それでも最初のうちに向き合ってほしいのが“予算設定”です。
しっかりと根拠を持って「我が家の予算は○○万円です」と言えるようになれば、家づくりの成功に向けて一歩大きく近づきます。
そのための心強い味方が、ライフプラン・シミュレーション。
家づくりに強いファイナンシャルプランナー(FP)に相談すれば、あなたのライフスタイルに合った現実的な予算の立て方が見えてきます。
ライフプラン・シミュレーションって何?
「ライフプラン」と聞くと、なんだか大げさに聞こえるかもしれませんね。
でも、要するにこれからの人生をどう生きたいかを考え(ライフデザインと言います)、その中でお金の動きに焦点を当ててシミュレーションするものです。
もちろん、お金の動きを完璧に正確に把握できるわけではありませんが、凡その把握ができます。地図というよりはコンパスというイメージがよいと思います。
将来のお金の流れを「見える化」するメリット
ライフプランシミュレーションにより、生涯の現金資産の推移を確認できるので、家づくりにかけてよい限度額が明確になります。
家づくり期間中は、選択と判断の連続が待っています。
「本当にこれにお金をかけて大丈夫かな?」と不安を抱えたままだと、楽しむ余裕もなくなってしまいます。
根拠を持って予算を立てておくことで、迷いなく、そして前向きに家づくりに取り組めるようになります。

住宅資金とライフサイクルコストを考える
家づくりの費用は、建てるときの初期費用だけではありません。
- 外壁、屋根、設備などのメンテナンス費用
- 断熱性や設備の違いで変わる光熱費
こういったライフサイクルコスト(暮らし続ける中でかかる費用)も、家計に大きく影響します。
建てたい家が明確な場合
ライフプラン・シミュレーションに、その家で想定されるメンテナンス費用や光熱費を組み込むことで、よりリアルな予算設定が可能になります。
建てたい家がまだあいまいな場合
まずは「平均的な住宅」で想定してシミュレーションを行いましょう。
その後、建築プランが具体化してきた段階で、もし光熱費やメンテナンス費を抑えられる仕様にできるなら、その分を初期費用に回すといった調整が可能です。
太陽光パネルや蓄電池を検討する場合
太陽光パネルや蓄電池などを検討している場合には、ライフプラン・シミュレーションとは別に、太陽光発電システム単体での収支シミュレーションを行うのがおすすめです。
設備の仕様や設置容量によって設置費用も削減コストも大きく変わるため、家づくりの予算とは分けて、専門業者に試算を依頼すると、判断しやすくなります。
予算に自信が持てれば、家づくりはもっと楽しくなる
予算の不安を抱えたままでは、家づくりのワクワクも半減してしまいます。
ですが、ライフプラン・シミュレーションで根拠ある予算を立てれば、安心して、楽しく家づくりに向き合うことができるようになります。
これは、家づくりを成功に導くための大切なステップです。
ライフプラン・シミュレーションのご相談受付中!
「うちはいくらまでなら大丈夫?」
「今後のお金の流れをちゃんと見ておきたい」
そんな方のために、ライフプラン・シミュレーションのご相談を承っています。
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